ぼるふ〜草原記

モンゴル究極の治療

モンゴルにはまって、早15年。その間、なにかある度に耳にした治療方法。まさか、自分の身にかかってくるとは思わず、大爆笑していた浅はかな私でした。

6月になると同時に、私はバスに乗って草原に向かいました。バスに乗ると同時に、悪寒が始まり、ゲルに着いたと同時にバタンキュー。どんなに皆にからかわれても、立ち上がることができず。何で草原に来て、風邪を引くかなーと呆れられても、反論するパワーも無く。

3日後、熱は下がったものの、喉が痛い。するとサンボーも喉の痛みを訴え始めた。近所では、サンボーの家に行くと風邪をうつされるから、行かない方がいいよー、なんて噂もたつほど。

孤独な1匹狼の遊牧民ボヤが、めっちゃ呆れ顔でやってきた。ボヤは独身で、髪はボサボサ、無精髭をはやしている。無口なのかおしゃべりなのか、よく分からない人物である。そんなボヤが、揚げパンのボルツクを3杯分も食べ、ウチの食料食い潰す気か〜と、私が切れそうになった瞬間、一言呟いた。

「ナランの小便を飲め」

出たー。モンゴル究極の治療法!モンゴル人ならば、子供の時には、1度はお母さんのおしっこを飲んだことがある、と言われている万能薬。大人には、子供の寝起きのおしっこが良いらしい。

「俺は、風邪を引きそうな時には、自分の小便を飲む。そうすれば、すぐに治る。ボルフーもとっとと飲めば良かったんだよ。」

さすが、孤独な1匹狼。クールだ。

で、どうするの?とサンボーを見る。

「昨日、ウランバートルのお姉さんもナランのおしっこで、うがいをしろ、って言っていた。明日、やるか。」

即決定。

翌朝、ナランに茶碗におしっこさせた。

飲まなくていいので、うがいをしろ、と。

イッセーノーセーでサンボーと同時におしっこを口に入れる。

ボルフーは失格。うがいできなかった。

サンボーは、やっぱスゴイ。うがいをしてる。

味は、最高に苦い緑茶。きっと、おしっこと知らなければ、出来ると思う。でも、ダメ。先入観が。。。やっぱり、モンゴル人にはなれない!

その後、サンボーは翌朝もうがいを行い、完治。うがいの出来なかった私は、数日間喉の痛みに苦しむことに。

ちなみに、体調をくずして、肺炎になった私は、お尻への注射で良くなったが、肺には狼の脂が良いらしい。背中に脂を塗って、お日様に当てると良いらしい。それなら出来る!今、狼の脂を探し中。

 

モンゴル究極の治療」への3件のフィードバック

  1. ぼるふ~草原記に初コメントします。
    久子、元気?

    先日、Yとうなぎ食べに行きまして、あなたのことが話題にあがりました。
    Yはパソコンを持ってないので、会社のパソコンで草原記を見られるようURLを教えてあげたのですが、ゆっくりと見ている時間がないそうです。
    しかし!
    あなたの文章はとても面白いので、一部のファン(=私)のために、毎日とは言わないのでブログを続けてください。
    日本ではありえない、しかし、モンゴルでは日常(?)の数々の事件を知ることは、私のストレス解消なのですから♪

    ウンドゥルシレットに最後に行ったのは2005年なので、ほぼ10年前になります。
    あの雄大な景色が懐かしいなぁ^^
    いつか、もう一度だけでいいから、行ってみたいです。
    Yと私を知る皆さんに、よろしくお伝えください!

    1. おおっ、元気ですかー?
      せっかくブログを作ってもらって、更新しようと思いつつも。。。そこまで辿り着けないぼるふ〜です。
      草原での迷子も大変だけれど、この小さな画面の中で迷子になるのは、もっとストレスですねーー〜。
      でも、頑張って更新しますので、見て下さい。
      そんでもって、ウンドゥルシレット遊びに来てね。きっと皆懐かしがって、ホロホグ、ご馳走してくれるよ!ぼるふ〜は、それに便乗します。

      1. ホルホグで大歓迎は嬉しいのだが、そこにもれなくアルヒがついてくるでしょう。それがねぇ・・・。
        確か2003年のナーダムの頃、キャンプ場の宴会で、モンゴル人の中にいる日本人は久子と私のみ。
        いつの間にか記憶は飛び、朝起きてみると、私はあなたのゲルで寝ていました。
        帰りの車中では気分悪くなって死にそうになるし。
        あの悪夢(?)を思い出すと、宴会は楽しい反面、地獄なんですよね~(笑)
        アルヒさえなければ、いつでも喜んで行きますぜ^^v

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