ぼるふ〜草原記

愚痴

遊牧民の一番の稼ぎ時から、すでに1ヶ月が過ぎました。
そう、カシミヤの毛梳きの時期でした。
結構な金額を手にする時です。
お目目にtg(トゥグルグ)マークが飛ぶ時期です。
3月末のナランの春休み1週間、カシミヤの毛梳きをするバイトを雇っているサンボーの元へまかない作りに行ってきました。
今年は、なんとエメールトというウランバートルから近くの所から、バイクに乗って毛梳きバイトにやってきた4人組がいて、他にもウランバートルから2人助っ人が来ており、計6人のお手伝いとともに黙々と行われた毛梳きの作業。
まあ、小さなトラブルは毎度あるものの、とりあえず終わってほっとするのもつかの間。
今年の相場は、悪いかったですねー。
去年は90000tg/kgの値をつけたカシミヤですが、今年は思うような価格がつかなくて、どこのお家も今売るか、もう少し待つか。その話で持ちきりでした。まあ、気持はよくわかります。。。
結局55000tg/kgで、我が家は売りました。私がウンドゥルシレットに着いた日は、66000tgだったのですが、10日間で暴落しました。
おかげで、冷凍庫を買ってもらえるか、心配です。今年は、カシミヤのお金で、ソーラーパネルで稼動する冷凍庫を買ってもらうことになっていたのです。珍しくサンちゃんが、買う?なんて聞くもんだから、イエースと言わなくて、どうする!でしょう。

でも1ヶ月経った今も、そのお金を握っているサンボーさんは、都会になかなか現れません。
先日、朝5時にデンジンミャンガ・ザハにお肉を売りに来て着いた、と電話があり、あら?ウランバートルに来たの!と思い、食べたがっていたカレーを作っていたら、7時にまた電話があって、このままでバスで帰る。。。とのこと。
おいおい、妻と子に会わんで、帰るのかい?
そして、そのままホントに帰っちゃいました。
その後も、ウランバートルに来る、と言っては雪が降ったりして、来ませんねえ。

冷凍庫、買うのは秋かなあ?(もう使わない時期ってことー?!)
と言うか、妻と子に肉、くれ!

p.s 1週間後、肉だけがウランバートルに届きました。
   まだ手元には届いていないけど(笑)

愚痴」への3件のフィードバック

  1. 小山久子さん
    はじめまして。モンゴル人です。
    私はDarkhan生まれ育ちなので、遊牧についてほとんどわかりませんが。
    私が小さい時に、親戚の人たちもまだ遊牧民で毎夏遊びに行っていたのだけど、今自分の子供をつれて遊牧民の生活を体験し、お手伝いできる機会がなくなりましたので、本当に残念です。遊牧民はこの20年間でかなり数が減りましたね。
    あとは、カシミアと書いてありましたが、やぎは草原を台無しにするし、頭数が多すぎると砂漠化の原因になると聞いています。カシミアは値段が高くて、遊牧民にとって一番の収入源であることはわかりますが、このままだとモンゴルの草原と遊牧の伝統は大変危ないと思います。大昔から羊は400頭に対してやぎは40頭みたいにやぎの数を抑えてきましたよね。

    1. すみません。数を間違いました。羊300頭に対してやぎはその3分の1である100頭未満であるべきと思います。

    2. こんにちは。コメントをありがとうごいます。おっしゃるとおり、ヤギは草の根から食べてしまうので、ヤギが多いと草原は失われてしまいます。
      それは理解していても、理想と現実で、すでにお肉の価格が下がっていることから、遊牧民の収入はかなり厳しいものとなっています。それが遊牧離れの元にもなっていると思います。
      私達、外国人にとっては遊牧民という存在自体が、モンゴルの文化の象徴のような気がするのですが、モンゴル人にとってはどうなんですか??結局、「かっこよくない」から遊牧民になろうとする若者が減っているんですよね。。。それは、とても残念なことです。日本もそうやって、多くのものを失ってきたと思います。モンゴルには、そうなって欲しくないですね。
      草原を残し、遊牧民を残すために、ヤギもバランスよく飼える状況をどうやって作り出すか、皆で考えていきたいです。

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